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ポルトガルの首都リスボンで200年前に生まれた大衆音楽ファドを日本とリスボンで活動するファディスタMACHAKO(浅井雅子)が楽しく紹介します。浅井雅子のウェブサイトはこちら。http://www.machakocanta.com/


by MACHAKO

ポルトガル人の魂とは 故郷の人々

マリーザの歌う、「故郷の人々」という曲を2008年に出会って以来、私は変わらずに愛してきていますが、

最後まで歌えるようになったのは、2010年くらいで、そこまでに2年かかり
そして自分なりに吟味し、私の理解で歌えるようになったのは
ここ数年だと思っています。

そう。この曲です。


この歌はまさにポルトガル人の魂を感じられる名曲。

なんと、作詞はアマリアロドリゲスです!(すごい)

ライブで歌うとほとんどのお客様が
「故郷の人々が一番よかった」と言ってくださいます。。。。。

でもそれは

楽曲がいいというに過ぎません・・・・・

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私の中では、

ポルトガル人の魂など理解できるはずがないと思っているので、

この歌を歌うときは、何を思うかと言えば、自分の人生での多くのサウダーデを感じる
出来事のすべてを脳裏に、声に出せたらと思っています。

それが正しいか間違っているかそういうことではなく

そのようにしか

出来ません。

とあるお客様はこういいました。

「まちゃこさん。日本人には、ポルトガル人の魂なんてどうやったって
何をしたって理解はできないよ。血が違うんだから一生かかっても無理なのよ」

と。
笑顔でした。

そして続けて

「それに。そんな真似ごとをお客様は望んでいません。
私はあなたの魂を感じられたらそれで癒されるの。心が豊かになれるの」

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ファドに限りません。
また
歌に限らず、ダンスだってそうなんです。

私はキューバのサンテリアという密教の踊りを10年以上研究しています。
リズムも表現もずいぶんと追いついてきたと思いますが

アフリカから連れ去られ、遠きキューバでその密教を伝えたヨルバ教の人々の
魂がわかるはずがないですね。

私たちは日本人。

それでも外国の文化を勉強し、
歌い踊ります。

私は素直に、偽りなくいいたいです。
私はポルトガル人の魂になれるはずはない。
しかしここまで惹かれているからファドを歌ってる。
その心に正直になりたいからファドを歌う。
その魂は、私の個人が持つ、

ファドに惹かれてやまない

たった一つの
他の誰にも真似することができない
唯一のファドに惹かれる自分の魂です。と。





by machafado | 2014-06-20 00:20