ポルトガルの首都リスボンで200年前に生まれた大衆音楽ファドを日本とリスボンで活動するファディスタMACHAKO(浅井雅子)が楽しく紹介します。浅井雅子のウェブサイトはこちら。http://www.machakocanta.com/


by MACHAKO

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なんだか珍しい動画をあげちゃいます。
かわいい・・・・・053.gif

そしてこの声は素晴らしいと思います。

素直に美しく響く声っていいですね。

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by machafado | 2014-06-30 18:03 | ファド動画 youtube



それは神様だった。

映画「過去を持つ愛情」の中で
オープニングに使われた名曲。

名曲すぎて
なかなかリスボンで私は歌ったことはありません。


お客様からは

「この歌には涙が流れてしまった。」という感想をいただきました。

わたしもこの時
泣いていました。

涙は流れなかったけれど

心は大量の涙で包まれていました。

吉川まゆみさんの美しい演奏に

心が安らいだせいかもしれません。




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by machafado | 2014-06-28 01:09

アルファマでの出来事。

【アルファマで名前を聞いた】


さっき、ポルトガルに先々週行ったという女性から

マチャコさんの名前アルファマのファドの店で聞きましたよ(*^-^*)
と声をかけられました。


嬉しいのは、私の名前覚えていてくれて、
日本人の観光客にわざわざに
話しかけてくれた人がいること。。。。


アルファマに実に3年ぶりに2012年に行ったとき。
(私は、2008,2009と連続してポルトガルに行った後
3年は日本でずうっとライブ活動をしていたので、行くことができませんでした)

その初日、久しぶりのアルファマ迷路を、さ迷っていたら

私が2008年に初めてアルファマで歌ったお店で働いてたボーイさんが
偶然その店の前にいた私に。

遠くから

「あーーーーーーー。マチャコ。」
って声をかけてくれた。


「俺、今はそこで働いてないんだよ。」って。笑顔で。

まるで昨日のことみたいに
話しかけてくる。。。名前も憶えてる。

その店の前で3年前のデビューがぶわーーーーっと甦ってくるサウダーデ。

ああーーこういうのが好き。。。。こういうのがファドを歌う気持ちを盛り立てる。

今日はそんなことを思い出させられる1日を六本木で過ごしておりました。。

そんな思い出一つ一つが大事です。

女性に声をかけてくれた誰かさん。

マチャコはこんなに元気です!



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by machafado | 2014-06-27 21:31 | ポルトガルリスボン観光

心からの賛美

おはようございます。ファド・ラテン歌手の浅井雅子です。

ファドを聴いての一言。で
心に残っているものがあるので
今日はそれを書きます。

2009年の春のポルト。

一軒のカサデファド。

お客は私とアメリカ人の女子たったの2人。

ファディスタは男性一人、女性が一人。


この2人はたったふたりの客のために
いくつものステージを歌った。

アメリカ人の子も帰ってしまい。

私は一人で最後まで聞こうという姿勢を見せた。

女性のファディスタが
「マリアラポルトゲサ」を歌う。

いい歌だった。
心からの叫びだった。

途中から、一人のおじいさんが店に入ってきた。

きっと、いつも終わるころにやってくるお客なのであろう。
私のななめ向かいの席に座ったおじいさんは

ファディスタが歌い終わると

「リンド」

っとたった一言

ポルトワインを味わった後のようにつぶやいた。

ごくっと飲み干した時に
思わず出てしまった声のように。

リンド=美しい

ファディーシュタ!!といい歌を歌った後に投げかける言葉があるが、

わたしには味わいの

リンド

のほうが熟成を感じた。

ファドの賛美とは、心からのつぶやき。

大げさな賞賛とも違う。

その人のこころのひだに染み込み、触れ、

心臓をつかむ。


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by machafado | 2014-06-27 09:14
ポルトガル語を習い始めて1年半がたちました。

いまだに過去形あたりでうろうろしております。

それでもなんとか日常会話に困らないところまで到達しそうではあります。

ポルトガル語を習っていると
ファドを聴くときに耳がいろいろな音をキャッチします。

そこには
日本人には出せない音が存在し、
勉強したら言えますし、
発音できても

その音を何十年と聞いて、
普通に会話にだし、そのものを見て
育った方々には

環境と厚みが一瞬にしてかなわないものを感じます。

国籍や血が違うんで、当たり前と言えば当たり前です。

そのあたりのことを悩んでいる方々は多くいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

勉強をすればするほど

似せようとしてしまいます。

見本にすることはとっても大事なことだと思いますし、
研究も大事です。

でも
似せようと同じようにやろうという意識が強いほど、
その人の色合いが歌から消えてしまうように思います・・・・・

これは
ポルトガル語から逃げているのではなく

歌というものに対し「一体何を大事に考えていくべきか」の問題だと思います。

私は、日本人ではちあきなおみさんのファドは大好きです。
声も好きだし、動画も好きです。
歌詞への理解度も素晴らしいものを感じます。
表情も好きです。顔と表情のバランスが自然です。

そのすべてが

「一体になっているもの」が好きだし、
その次も
「その一体感」を

キモチよく味わいたいと思うのです。

歌っている時に
自由を感じられないような歌
楽しそうではない歌。

は疲れます。

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目的は「ファドを聴きに行く」ということでも

「得るものは違うこと」があると思います。

「何か、ライブにいったら、気分がすっきりした~~~~」とお客さんに思っていただくことは
演者にとっては命です。

一番大事なことは
演者の関係性でもあります。

それは、「仲がいい」だけではなく。
「演奏が上手い」ことでもなく

「本当にお客様にとって楽しんでもらえるものを提供する」気持ちの一体感です。。。。

そういう熱は伝わるものです。

リスボンのファドレストランでもそうです。

日々、ギタリストがちょっと変わっていくお店などでは
顕著です。

すぐにお客さんに伝わるので、空間の空気が変わることがあるんです。

「そういうふうにしかできない」のがその人のファドだと私は感じます。

レニータジェンティルは、

ああいう風にしか歌えません。

彼女のすべてをさらけ出す。

そう

その勇気を常に頭のてっぺんから足の先まで持ち続け

ぎりぎりのところで己をコントロールし、

あの熱を発していると感じます。

余裕というものは、あとから感じられるので十分なステージ。


お客さんは
いいものを見たいと思っていると思いますが、

実は

凄いものを感じ取りたいのだとわかる瞬間。

そういうふうにしか歌えないという開放的な空気。


すっきりファドを聴ける最高の環境はそれです。





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by machafado | 2014-06-27 00:23


こんばんは
ファド・ラテン歌手の浅井雅子(MACHAKO)です。

今晩の動画は

あの

ショーシューリキ♪と歌ってた

ミゲル君の若き日の動画です~~~~。


本当にうまいですよね。
飛びぬけてうまいですよね。

でも噂ではもうファドを歌ってはないとか、
ボクサー目指しているとか、

もし本当にボクサー目指しているとしたら

凄い転身ですね~~~~~~。

このミゲル君には

存在感と華があります。

華というのは、
表だってこれだと言えるものではない特別なものです。

どんなに歌が上手くても

これがない人の歌はずうっとは聞けないものの一つの
条件です。

歌が上手い人は、
たくさんいます。

努力して身に着けることも
たくさんしないといけません。

勉強もたくさんすべきでしょう。

しかし

こういう華というものの正体はそこになど、なくて

本人の体や精神からあふれ出てこざるを得ないものの一つです。

だまっていても
お客様はそれを感じる。

例えばそのファドを聴いて

ああだこうだなんて言える時間なんて一切ないくらいに

見とれ、感動し、心がざわざわとさざ波たちます。

「素晴らしかった!」という感想はたしかにすごいだろうけど。

それさえも超えて、

満足感で満たされたお客様には

感想など出てこないものを与えてしまう威力。

それが存在感と華というもの。

子どもの時からそれがあるっていうのも才能ですね。。





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by machafado | 2014-06-26 23:38 | ファド動画 youtube
こんにちはファド・ラテン歌手の浅井雅子です。

ファドの領域にはおさまらないポルトガルの歌姫
Dulce Pontes の O infante(生まれいでし者 王子)




壮大は楽曲。
作曲は彼女自身です。

作詞はフェルナンドペソア。

スケールの大きさを感じる歌で素晴らしいです。
2012年にリスボンで若いファド歌手の歌をいろいろ聞きました。

そこでは、このDulceにそっくりな歌い方をしている子を発見しましたよ!

この曲は私も大好きで、ライブでも歌っています。

わたしにはこれは壮大な子守唄のようにも聞こえ
そのようなイメージで歌うこともあります。

その場合は歌い上げるというよりも
あたたかい母なる気持ちです。

生まれいでし、おおきな宿命を背負ったものへ
大志とともにひと時の波打ち際の安らぎを・・・・・・





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by machafado | 2014-06-25 10:49 | 名曲ファド 紹介

これはこういう風にやるものだ。って
見せられること好きですか?

こうじゃないとそれじゃないって言われるのはどうですか?


私はこれが苦手なんです。


もちろん

キャベツの千切りはこうやる。
包丁はこう研ぐ。
これはヨシ。(笑)


でも
ロールキャベツの味付けはこうするもんだ。
これが王道だ!!

そういうのは違う。

例えばですけど。

「ファドはこういう風に歌うものだ。」

とかさ。Σ(T▽T;)

説明するとそういうようなこと。

人間はみんな違う声を持ってるじゃないですが、
ピアノ弾きだってギター弾きだって。

その違いがあるのに

いっしょくたに
こうするんだ。というのはないよね。

基本はありますけれど。
そういうことじゃなくて

頭のなかで

これはこうするもんだ。って決めてかかってると

そこから広がらないんじゃないかなと思うことしきり。。。。

そういう世界にいる人の言葉って

あああーーーー感動した!
とか
あああーーーー鳥肌がたった!
とか
スッゴクよかったーーーーー!涙が、涙が!!!
とか

素直に出てこなくなる。



あれはこうでどうで、以前とはここが違って
こういう風に良くなって。ここが悪くて。

分析してどないすんねんっ(いきなり関西弁Σ(T▽T;))て思う。



分析なんてさーーーーーー。。。。


なにかに感動してるときは

出来ないです。


だから私は
「感動するかどうか」でしか
「評価なんて自分でしない」ようにしていってるんです。


今日のこの話は

続きというか

実態があります。

仲良いお友だちとは

語り合ってみたし。。。。

でも投げ掛けても見たかったわけです。


感動したいよね。
それがあれば、それさえあるなら

分析とか
こうすべきとか

要らないもの。

舞台人として一番重要に考えているのは
そこです。



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by machafado | 2014-06-25 10:25
こんばんはファド・ラテン歌手の浅井雅子です。

7月13日のマヌエルのライブ、お席がだいぶ埋まってきています。
ご予約はお店まで、早めにお願いいたしますね。

メンバーはこの仲の良い4人組です!

左から
ポルトガルギター 柴内貴彦
フラメンコギター 内山ユウキ
ファディスタ   浅井雅子
尺八       真藤一彦
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そしてフライヤーはこちらです!とっても素敵ですね!!!
f0333584_20134931.jpg
皆様のお越しをメンバーそろって楽しみにしています。
私のファドライブは、ファドが初めての方でも充分にポルトガルを感じ、
楽しかった。リスボンに行ってみたい。行ったような気分になった。演奏者がみなさん笑顔。などなどの
感想を多くに頂いております。
私の歌うファドは、明るいものも暗く深いものもすべて、今まで自分が生きてきて、感じ取ったさまざまの経験から
感じるままに歌います。2ステージで15曲以上を予定しております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7月13日(日曜)マヌエルカーザデファド四谷 ファドライブ

マヌエルカーザデファド四谷

http://r.gnavi.co.jp/a214100/

〒102-0085 東京都千代田区六番町11-7 アークスアトリウムB1

アクセス
  • JR 四ツ谷駅 麹町出口 徒歩3分
  • 地下鉄南北線 四ツ谷駅 徒歩5分
  • 地下鉄丸ノ内線 四ツ谷駅 赤坂口 徒歩5分
  • 地下鉄有楽町線 四ツ谷駅 麹町口 徒歩5分
TEL
  • 050-5796-4582

オープン)11:30

ライブスタート)13:30くらいから2ステージ

出演)

VO 浅井雅子

G  内山ユウキ

PG 柴内貴彦

尺八 真藤一彦

チャージ)5000円(ポルトガルランチつき)

四谷にあります。日本のカサデファド マヌエルさんにて夏のライブです。

リスボンのさまざまなファドと、日本の味わいを尺八でお届けします。

ゆったりとお過ごしできる店内で、ポルトガルを感じてくださいね。





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by machafado | 2014-06-24 20:20 | 浅井雅子ファドライブ情報


おはようございます
ファド・ラテン歌手の浅井雅子(MACHAKO)です。

今日は私の好きな楽曲を紹介します053.gif


「小さな夜にただ一人」

愛する男を失った女が
小さな夜に一人

燃やした彼の肖像画を見つめて
思い出にふける

愛する彼は別の女のもとへ

嫉妬に身悶えながらも
私はあなたにサウダーデを覚える

一人泣き咽び
私は一人あなたへのサウダーデに行きつく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Só à Noitinha (Saudades de Ti)
Gravação datada de 1982
Música: Frederico Valério / Raúl Ferrão
Letra: Amadeu do Vale
Inserido no albúm: "Fado - Amália Volta a Cantar Frederico Valério"
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アマリアロドリゲスのCDの中にひっそりとおさめられた名曲です。
この動画では枯れた声のアマリアですが、
1stアルバムには、とっても若々しいアマリアの声で
せつない女性の感情がほとばしっています。

久しぶりに歌いたくなりました。
こういう歌も

こういう経験を持っているのといないのでは
全く違うものになると思っています。

わたしにはあります。

嫉妬という言葉は
美しくはない。

けれど
その感情をひと時でも
「きちんと持ったことがある」のなら、

それは人生の価値でもある。

そんな思いで歌ってきました。

嫉妬の感情を持たせてくれるのは
本当にたった一人でした。



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by machafado | 2014-06-24 11:16 | 名曲ファド 紹介