ポルトガルの首都リスボンで200年前に生まれた大衆音楽ファドを日本とリスボンで活動するファディスタMACHAKO(浅井雅子)が楽しく紹介します。浅井雅子のウェブサイトはこちら。http://www.machakocanta.com/


by MACHAKO

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深夜にこんばんは、浅井雅子です。

土曜日24日、本日はこのような興味深いライブに行きました。

5/24(土)  新・音楽夜噺 第87夜「ファド~大西洋に面して響く究極の哀歌」

14:30 open 15:00~17:30 予約1800円(1ドリンク付)当日2300円(1ドリンク付)※予約受付中

論 者:高場将美(ラテン音楽ライター)   聞き手:峰万里恵(ポルトガル・スペイン語歌手)

私が探し出せなかった、ファド起源の音源などを聞かせていただけ
勉強になりました!

高場さんはとってもあたたかい♡の持ち主なのが伝わり、また
相方の峰さんとは深い信頼でファドを通してつながっていらっしゃるのを
感じました。

わたしも今後、このような専門的な長い期間をファド研究された方々しかできない
ものとはまた違って。

みなさまには、ただひたすらに
リスボン・ポルトガル・ファドというものを
「入門として体感できる私のトークライブ」の準備中です。

色々な方向からこうした活動をすることには
意義を感じます。

自分にできる最大限のことをしていきたいなと思わされました。

高場さん、峰さんの丁寧な人柄がとても伝わり会場は
しっとりとほっこりとしたいい雰囲気でした♪





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by machafado | 2014-05-25 01:05

私の好きなファディスタ

おはようございます。浅井雅子です。

今日は私の大好きなファディスタ

Cristiano de Sousaさんを紹介します。




まだ若いけれども、声の深みや愛情のある風情・・・・

彼のファドには本当に「愛情」を感じるんです。

私は彼の大ファンですが。

一番好きなところが、
声や表現に変な
「癖がない」こと。

「癖がある歌」というのは、

「あ、この人次はこういう歌い回しをするよな」って2曲目くらいになると
わかってしまいます。


でもクリスティアーノは違い、
すべての曲を聞いても、
それはとてもとても
ストレートに心に入ってくる美しい言葉の音がある。

言葉の音。

これは
「ポルトガル語が話せるという条件」にある
「ポルトガル人」にでも持ってる、持ってないでは大きく違います。

色々なファドのお店にいき、
たくさんの人の歌を聞くと私でもわかってきます。

どこを目指すかと言えば、
やっぱりこのクリスティアーノのような
普遍的に美しい声です。

なんとも表現しづらいのですが
わかっていただけますでしょうか?

持っている底辺の愛が大事だと思います。

それはファドを愛しているとか
大切にしているとか
そういうことだけでも、ないようです。

人間性としかいいようがありません。



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by machafado | 2014-05-22 10:21 | ファド歌手 紹介
こんにちは浅井雅子です。

とっても頑固なおやじの店で
一元さんお断りな雰囲気がある。
ような場所に行ったことありますか?

実はそういうこと。
音楽の世界でもちょっとありますね。

ファドは特に
「閉じているイメージ」があるので、
そこに集まる

「いい空間
静かな空間を
壊したくない」

気持ちの表れから??なのか。
「そういう場所」に当たることがあります。

そこに居心地の悪さを感じてしまう人もいるし逆に
居心地がいいと思う人もいるんでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは個人的な意見です。

私は音楽の現場には

「静かにしなくてはいけない」

というのを「強制」するよりは

「自然と静かになってしまうくらい上質なものが
音やたたずまいに流れたからお客も自然と静かになった」

という流れを大事にしています。
それが自然です。

ライブをしていてその最中に
お客さんがどうしても話したくて仕方がないときがどうしてもある。

その時、
「きちんとしたチャージをきちんと支払ってみるような場所」であれば、
お店の人がお客様を注意すべきだとも思います。
他のお客様と平等の環境にならないからです。

そういう場合は
ライブの場ではよくありますよね。

リスボンの高級なファドの店でも
そういうことにぶち当たったことがありました。


マナーというのは本当に
大切なものです。

しかし。です。

あまり強要するのはいかがなものかと、私は思うのです。

演奏者のほうで
あんまりピリピリした感じが出ているのもね・・・
演奏者だけではなく、その場全体になにか
ピリピリしたものがあると、
どうも空気がすえません。

ミュージシャンがあまりにもそうだと。
ご自身から「空気を壊している原因」になりかねませんですよ。
(特に狭い空間では)
時々勘違いしているものを、見かけます。。。
窮屈な雰囲気というのかな。


クラシックのコンサートで
本当に咳払い一つできないというものはまた別なのでしょうが。

やっぱり自然と静かになるオーラや
音楽や姿を持ってるアーティストの前で

たやすく声を出すことはお客様もできないものです。

ざわついていた店内が
本物のアーティストがでてきたとたんに
シーンとなる。

本物は、シレンシオと大きな声でいうまでもなく

でもその裏には、

音楽やお客様に大きな愛情があると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一番大事なものは愛情です。

その現場に集まった人たちをそのまま全部
すっぽりと愛している風情のあるミュージシャンであること。

愛情のないテクニックだけのものや
物まねの芸当
こういうふうにやるもんなんです。

では

本物のシレンシオは決して生まれることはないと、思います。

もっともっと愛情あふれるミュージシャンでこの世の中が満ちていくことを
望んでいます。

マドリッドのとあるタブラオで
大声で話しまくっているデリカシーのまったくない中国人の観光客の集団がいました。

踊っていたバイラオーラが踊りを辞めて

「私たちは今ここにいる人たち全員のために仕事をしています。
お願いですから見に来た人に迷惑にならないようにして」

ときっぱりと言い切りました。

心の中で拍手をしている会場の雰囲気を味わえました。

「この音楽は静かに聞くものなので物音シャットアウト」

なんていわなくても

キモチがあれば伝わるし、
その場を気持ちよくするために
演者がいます。

静かにするもんなんだから
そうしてくれ。

では伝わらないのは、その底辺の愛情の部分でしょう。

愛情とテクニックとで満ちていたプロのフラメンコのタブラオ、
決して、観光客の前で踊っているというだけの見世物ではない
魂を感じる瞬間でしたよ。






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by machafado | 2014-05-20 13:21

闇夜 Noite Cerrada

こんばんは浅井雅子です。
10日に築地マデイラでやった演奏の中で
一曲新曲があります。

それは
Noite Cerrada(闇夜)というファド。

ここでも紹介したと思いますが
この曲は、別れに対面し、
夜の闇にただ一人残された女性の気持ちを
歌っています。

私は初めてのライブでの歌唱になりました。
とても美しい伴奏とフルートで
新しいファドの世界を表現できたかと思っています。

是非、お聞きください。
よろしくお願いします。



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by machafado | 2014-05-19 01:31 | ファド動画 youtube

【夜のファド考察】

【夜のファド考察】

おはようございます~。

昨日の熱さがまだ残ってる感じではありますが、
実際は、声が続く限り、できたら

「一晩中ファドライブ」とかもやってみたいな~と思いながら寝た
MACHAKOです。
とはいえ、まだ50曲くらいなので、...
100曲になったら、3日間全部違う曲でライブとか
可能性はありますな。

誰もやっていない世界「ファドマラソン」やってみたい~~~!!
(誰が来るの!?!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

リスボンではお店がひける夜12時半くらいのあとから
各ファドハウスのミュージシャンが集まって
一つのバーで、歌い弾き深夜までセッションするということがあります。

みなさん各お店でその日
やりたりなかったこと。
もあるんだと私は感じて参加していました。

リスボンについて翌日に連れて行かれたときは
本当に驚いたものです。

そういう場だと
ギターが4、5本とか!!
そんなこともあって、

歌手は案外大変です(笑)

ポルトガルの歌手が声が強いのは
常に生音で歌っていてそれが当たり前になっているからだと
思っていましたが、

さすがにギター5本とか(笑)
になると爆音です。

たくさんのファディスタを聴きました。

リスボンのファドのある程度有名なお店には
ほとんど入ったな、、とも思います。

本当に熱い時間っていうのは、

それでもそうなかなか出会えないものです。

演奏者は、お客さんのことも
しっかり考えている場所と
そうではない場所があります。

でも本当にいい演奏の場合、

シレンシオなんて言わなくっても

「その人が出てきたその瞬間から魅了されてしまう」のも
見ています。

出てきた瞬間から魅了するっていうのは
弾く前
歌う前
から特別な空気がそこに流れているので、

何とも言えないんですが。

ただそこで歌い始めて

「あ、あのオーラは本物だった」という場合もあるし
「そうじゃない場合」もあるんですね。

わたしもまだまだ見る目がないかも。と思うときです。

それでも。
まずはそのオーラ自体がなかなかないものですから、

やっぱり

ついてる人は凄いんですね。

でも一番大事なのは

そういうオーラをきちんと感じ取れたかどうか。ですよね。

感じ取れたならどういうものかが身体はわかっているんです。

そこは、わかっています。


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by machafado | 2014-05-15 12:14

こんにちは
今週は新曲を取り入れるのに必死の私です。

今日だけは語らしていただきます。

「これはこういうものですから」

「だからこういうふうにお召し上がりください」(食べ物だけじゃないけど)

それが許される現場というのはどういうことかというと。


本当に本当のもの。だけ。
だと思う私です。

でもね。

そういうの

本当に

面白くない。


世の中に
本当は

「本当に本当のものなんてない」と実は思う。


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ここ数か月いろいろなライブを見たり
映画を見たりする機会に恵まれて

お客さんとして自分が

「魂を揺さぶられた。」と感じたものを

私は本物と呼ぶことにしようと思った。

だってね

自分の基準でしか人は測れないんだよ。


私が面白いと思っても
そう思わない人がいる。
それは当たりまえ。


満場一致で面白かったって言える映画なんて
ほんの一握りだと思う。

それでも時折、
そこにいる人が全員涙を流したり
口をあけてひたすらに驚くことに
出くわすことがある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

趣味もみんな人はそれぞれ違う。

ね、

だから本物なんてとても難しいんだよ。


ただ一つだけわかることがある。

「本物」に近づきたいと思ってはならない。


これだけは真実だ。

近づこうと
正しくあろうと

「頑張る」までは、いいのだ。

でも

これで近づいて行ける、これこそが本物、自分は正しくやってると思った時点で

「失うもの」がある。


自分が何者であるかを考えていこうと思う。

そういう人間には

なりたくないから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は

歌でも
他の楽器でも
他の芸術でも
なんでも

一番大事なのは

「はじめに気持ちがある」ということだ思っている。

正しくやろうとしているだけの人から

あとからそれが生まれるなら、
もちろん見てみたいけれど、

キモチの大きさや深さって
正しさからはあとからは、大きく育ったり、盛り上がったりしては、
なかなか生まれないんだ。

だって

もともと持っているものが一番重要だから。

「神様のギフト」に逆らってはいけない。

努力したり
正したり
そう見えるようにすることは

そんなに実は重要ではなく

「はじめに気持ち」がある。

その気持ちが
純粋であること。

それこそが
本物かどうか、

それがこの世の中にある

たった一つの本物だと思う。


その本物を最初は持っていても
失う場合がある。

一番怖いのがそれ。

「はい、このようにお召し上がりください」

というやつである。


サービスの側は常に
お客さんがどうしたら本当に本当に
幸せかを常に考えていたら


そういう風には決して物事を提供できないはずなのにそれをやっている。

陥りがちな思考です。
日本人はそういうのがおもてなしとかいって得意だから。

でも、

もっとストレートでいいと思う。

はじめにあった大きな気持ちが続いて光る人には

これからの現場ではかなわないと思う。

これからの世の中は

「作りもの」では勝負できない。

それでも
試したかったら
今よりも

難しい場所で試してみたらいい。

それらしく
そうみえるように・・・・

悲しいね。


そうやって作りこんでやることは
見えている人には見えてる。
見えてない人は見えない目を

「どこからか持たされて」しまっている。

そういう人も

とても多い。


自分の目とか感性に
本当に、常に常に、敏感でいないといけない。

失わないためには一番大事なことは

それ(本物)を持っている人と
一緒にいること。

本物とは

まっすぐな魂にほかならないとおもう。

ファディスタに一番必要なものは

それだ。



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by machafado | 2014-05-14 00:48
おはようございます。

今日は私がファドに出会った曲。

Loucura(狂気)
をアナモウラのバージョンで!

この曲は、新しいファディスタではマリザの録音で
知った人が多いと思いますが、
それ以前で、この歌詞で録音された誰かのCDというのは
私は持っていません。(あるのでしたら教えてほしい~)

~私はファドである。このように。
歌と詩の中に生きている。
話すことでは何も与えられない。
しかし魂は歌の中にある。~

孤独の中に生きるファディスタは
その国(ポルトガル)の詩人が寄り添っていなければ
、そう私のようなファディスタが存在できない。

というようなことを歌っています。

初心に帰るべく、
ファドをリスペクトし、
歌い続けたい名曲だと思います。







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by machafado | 2014-05-13 09:59 | ファド動画 youtube
こんにちは風邪で数日家に引きこもっている浅井雅子です。

今日はこんな体調の私、、いや、きっと今、風邪が流行っていると思う!!(無理やり!?)
のでみなさんに癒しを・・・・・

弾き語りファド歌手
ジョージフェルナンドさんの変わった楽曲を。



この曲は、なんだかとってもエキゾチックなうえ、
フラメンコの要素もあり、
ダンサーの踊るダンスは官能的
撮影場所も乾いた大地で素敵。

さらに
なんとコーラスの男性まで入れ
英語でのハレオのようなものも入っています。

これもファドなんですよ=!

ジョージフェルナンドさん、どんどん新しいことを仕掛けています。

かと思うと・・・・
なんとアマリアロドリゲスの妹、セレステロドリゲスさんとの
デュオでもこのように美しい伝統的なヴィオラ奏法で・・・・



セレステロドリゲスさんは御年90歳過ぎているかと思うのですが
綺麗な声ですね。
最後にジョージが「ボニート」と声をかけるところ感動します・・・

セレステさんは、実はとってもサービス精神旺盛な方ですよ。

去年、カフェルーゾでは、セレステさんと、たくさんお話をしました♪

このお話はまた今度053.gif





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by machafado | 2014-05-07 15:30 | ファド動画 youtube